社員に求める「落とし穴にフタ」をする力について

これからお話させて頂くのは、社内で評価されるために非常に重要なことですので社員の方に向けてのブログ記事です。
以前から全体ミーティングなどで皆さんにお話をしているますが、新しいスタッフも続々と加わってきて、知らないスタッフもいるといけないのでブログを通してお話させて頂きます。
まず誰でも仕事のミスをします。これは私もたくさんのミスをしてここまで来ました。僕はこのミスに関して社員を一切責めたりしたことはほぼありません。ですがミスをしてそのミスをそのままにした際には厳重に注意します。
僕はミスは落とし穴だと思っています。落とし穴を完全にふさがないと、その人は「落とし穴の位置」がわかっても、また他の誰かに教えてないとその落とし穴にはまるわけです。ではスタッフで共有すればいいのか?それも違います。ずっと「落とし穴がここにあるよ」と伝え続けるのは無理です。何故なら新入社員が加わってきて、伝え遅れたら落ちてしまうからです。
なので必ず「落とし穴をふさぐ」という行為をしなければならないのです。ミスをした直後に必ずです。どれだけ時間をかけてもいいからこれは必ず行って頂く必要があるのです。
私は社員にノルマやタイムプレッシャーをかけないようにしています。何故なら「落とし穴をふさぐ」などの行為は、まかせた業務以外の余計な時間もかかることを知っているからです。ですがその余計な時間をかけないと結局遠回りになります。なのでしっかりと時間をかけて防いで下さい。
「落とし穴をふさぐ」ということは、現代ではPCの力で5割防げます。残りの5割は社内ルールで防げます。このルールを考える力がとても重要です。
なのでミスをしてしまった方は「すみません社長ミスをしてしまいました。次から気を付けます」はやめて下さい。これはマイナス評価です。「ミスをしてしまいました。ですがこのように落とし穴の対策をしたのでもう起きません。」このように報告をして下さい。これをしっかりすれば「ミスしているのに評価される」と考えて頂いて間違いではありません。
スタッフは上記のことを念頭において仕事をして頂きたいなと思います。それがお客様からしたらフレンドなら安心して任せられる。という信頼につながります。上記を念頭においてお仕事して頂ければと思います。