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仏壇部のインテリア仏壇 ルミエールのWEBサイトをリニューアルオープンしました

仏壇部のインテリア仏壇ルミエールのWEBサイトをリニューアル

この度、弊社仏壇部のインテリア仏壇ルミエールはWEBサイトをフルリニューアルして新しく生まれ変わりました。
移行するにあたってのテーマはユーザー様のWEB体験を「よりシンプルに」「よりわかりやすく」を実現しました。

長年、WEBサイトを運用していると、機能の追加、バナーの追加、コンテンツの増加、などで、ページ設計がスタート当初と変わり、ユーザー様にとって分かりにくくなります。当店もここ数年その状態に陥っていました。
またWEBサイトの技術やスタンダードも日々変わっていきます。それに伴い、当店も新しくフルリニューアルする運びとなりました。

今回の新サイトに関してはドメインなどは変わらず、各ページのURLも旧URLへアクセスしても新URLへリダイレクトされますのでユーザー様はご安心して買い物を続けて頂くことが可能です。

今回の移行に関しては、システムの学びから初めて、約2年~2年半の時間を要しました。今まで通り、外部業者へは委託せずに自社内で、全て完結しましたので、時間はかかりましたが、必要な知識は社内にストックできたことは大きな財産だと考えております。

様々なこだわりを新サイト内に詰め込みましたので一部をご紹介致します。

「ユーザー体験を第一」に考えた新サイト設計

長年、WEBサイトを運用してきて、WEBサイトでのお客様から頂く声、をダイレクトに新サイトの設計に大きく反映させて頂きました。どこよりも分かりやすい、購入体験をご提供いたします。

【1】名入れ品(お位牌や過去帳)の購入体験をよりシンプルに。

名入れ品(お位牌や過去帳)の購入体験をよりシンプルに。

お位牌や過去帳などの注文は今まで、少し複雑でした。

【旧サイト】「お位牌本体を注文」→「名入れ内容をフォーム送信 又は FAX送信」
【新サイト】「お位牌本体と名入れ内容を同時に注文」

といった注文方法でよりシンプルにしました。
このようにすることでユーザー様は「名前や住所」なども1度だけの記入となり、商品ページで詳しい内容を見ながら案内に沿って注文頂くことが可能となりました。

また、お位牌などにとても多い、WEB上では難しい「旧字」「家紋」といったデバイスでは記入できない文字においても、
膨大なデータ量の「旧字一覧表」を「家紋一覧表」を作成しました。
これにより、ユーザーはWEB上から、変換できない文字、家紋などの情報を当店と画面上で共有頂くことが可能になりました。

【2】お仏壇+仏具の価格がより分かりやすく。


お仏壇+仏具の価格がより分かりやすくなりました

当店で非常にユーザー様から分かりやすいと好評を頂いておりました、「お仏壇+仏具のセット販売」。
これは画面の番号をクリックすると仏具が実際に入ったシュミレーション画像がみれるので、ユーザビリティは非常によかったのですが、価格が分かりずらいという側面を持っていました。商品ページの構成も「お仏壇単品ページ」「お仏壇セットページ」の2ページがあり、混乱してしまうユーザーもいました。

なので新サイトでは、仏具のシュミレーション機能は全て残したまま、一緒に仏具を買いたい方は、仏壇のページから変えるます。という形式に変更しました。
要は「セット価格」での仏具を含んだ価格表記ではなく、仏具を入れる場合は仏具そのものの価格が追加されるように変更しました。

【旧サイト】「お仏壇単品ページ」「お仏壇セットページ」の2ページ
【新サイト】「お仏壇単品ページ(希望者は仏具も同ページから買える)」の1ページ

私自身も、消費者目線で買い物をする際にセット価格で分かりずらくなっていて、実際に買い物を失敗した経験を何度も持ちます。
その経験から当店で購入頂くユーザー様にそのような経験はして頂きたくないとの考えから「全て単品価格」での表記にし、よりシンプルに作り上げました。

【3】必要な情報を必要なところだけに。(よくある質問などの構造)

よくある質問などの構造を刷新しました

当店のサイトは非常に膨大なページ数と情報量があります。それを全て見せようと思うとユーザー様の混乱を招きます。なので「必要な人に必要な情報だけ」を届けるサイト構造にしました。

例えば「お位牌」を買いたいと考えている人に関しては、商品ページにおいて「お仏壇」や「手元供養」の情報はいらないわけです。「お位牌」のページには「お位牌の情報だけ」それを徹底しました。

商品ページ・カテゴリページ・ブログページではページ下部に「よくある質問」「HOW TO 動画」などが掲載されていますが、そのページを観覧するユーザーに必要な「よくある質問」「HOW TO 動画」だけが記載されている構造になっていますので、必要最小限の情報量でご購入頂くことが可能となりました。

【4】各アイテムの「選び方ページ」を新設

お仏壇の選び方」のHOWTOページなどですが、複数ページを横断するのではなく、1ページだけで見れたら便利ですよね。情報が乱立するよりもアイテムごとに1ページだけ見てもらえれば知識は十分というページを新設しました。

【5】これいいね!の直感での購入体験を新設

祈り空間のインテリア実例集を新設

WEBサイトに「祈り空間のインテリア実例集」を設けました。これはイメージカットのみの紹介ページです。そしてそのイメージカットに使われているアイテムは全て商品ページにリンクされています。

アイテムは全て商品ページにリンク

お仏壇などの供養品は生涯に1度あるかないか。なので一番参考となるのは「実際の家に飾ってある雰囲気」であったりします。この「イメージカットに使われている床の色」は「自宅の床と同じ色」だからこんな素敵な感じになりそう。など、画像や動画からの直感的な情報は実は意外と多いのです。なので「祈り空間のインテリア実例集」を見て頂くことで、商品をカテゴリから選ぶのとはまた違った角度で、ユーザの直感から選ぶ事ができます。
是非ご覧いただけますと幸いです。

【6】カテゴリ内のフィルターで細部まで絞り込む機能追加

カテゴリ内のフィルターで細部まで絞り込む機能追加

私は消費者になる際に「価格ドットコム」「Amazon」などの絞り込み機能をとてもよく使います。
商品を選ぶ際に「自分の中で最低限の条件」などがあり、フィルターをかけることで選ぶ時間が「半分以下」に減ります。なのでユーザー様にとっては時間短縮につながります。

今回当店が設置したカテゴリのフィルターにおいては、カテゴリごとに全て異なるフィルターを設けています。
例えばお仏壇であれば「高さ・幅・奥行・色・産地・各機能」などですが、お位牌の場合には「塗りの種類・納期・文字色」などお位牌特有な項目追加されたりします。

各カテゴリで異なるフィルターによって選びやすく、より時間短縮に、を実現しました。

【7】商品カテゴリの細分化

当店は仏壇店の中でもトップクラスの商品数を自負しています。それは同時にユーザーが選ぶことに時間がかかることも意味します。

なので商品カテゴリをより細分化しました。

例えば「モダン位牌」の親カテゴリにおいては下記のように子カテゴリを作成しております。

このような構造にすることによって、ユーザーは商品選択の時間が短縮されますし、直接検索から流入頂くユーザーに関しても、ページのマッチング率が高くなりますので、ユーザー様も長くページに滞在すると考えています。

これ以外も「伝統型位牌」「ミニ仏壇」「モダン仏壇」などの商品数が多いカテゴリについても実施しております。

また「<特集>国産のお仏壇(日本製)」「<特集>国産のお位牌(日本製)」などの産地カテゴリにおいては、「国産のお仏壇」という親カテゴリに対して、子カテゴリには下記のように各産地を設定しました。


これによってユーザー様は「故人と同じ故郷で作られたお仏壇」を選ぶ事ができるようになりますし、他にも例えば旦那さんとの「新婚の際の家具はそういえば府中家具」だったな、など想いを馳せたご購入もして頂くことに繋がると思い、細分化してご紹介しております。
また産地ごとで得意な技法や技術も変わりますので、その点も商品ページ外でも今後ご紹介していけたらと考えております。

【7】最終価格が自動計算されるカートシステム

最終価格は自分でカート内で知ることができるようになりました。今まで特別なディスカウント(●円以上購入したら割引)などがあり、それらは手動で計算して受注メールにてユーザー様にお知らせしていました。
新サイトでは、特別なディスカウントは全てカートで自動反映されて最終価格が表示されますので、ユーザー様もご安心してご注文頂くことが可能となりました。

【8】ブログ構造をよりシンプルに。

今まで「スタッフブログ」は本サイトとは切り離して別システムで運営していました。それ故に、ヘッダーやフッターの構造が違ったり、ユーザーがサイト遷移していると違和感を感じることが多かったと思います。
新サイトでは「スタッフブログ」も同じシステム内での運用となりますので、ページ構造も他のページとは変わることがないので、よりシンプルに、ページ遷移ができるようになりました。

各取引先のメーカー様へ

上記の通り、フロント側のシステムをフルリニューアルしました。それに伴い、バックエンド側の在庫管理や発注業務も現在リニューアル最中です。注文から発注までを自動化し、発注書なども自動で送られるシステムを現在構築途中です。なので発注内容などエラー等がないかなどをご注意の上、お手配頂きたく考えております。何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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